日記

2007年02月02日
前回に書いた小説は当分休載します。すいません。

吉○屋日記

今日は吉○屋に行った。そして、豚味噌定食を頼んだ。すると、店の人が「はい。分かりました」と言い、「豚味噌定一丁!」と元気の良い声でホールの人に注文を頼んだ。よくその人を観ると「研修中」という腕章をしていた。研修中の為に、注文を頼もうとしても対応が遅い為に、他の客がイライラしていた。しかし、すぐにその客に歩いていって、「お待たせしました」、「注文は何になさいますか?」と訊いていた。「苦労しているんだなあ」と思い、自分は苦労が足りないのだなあと思った。今の現状に妥協しない向上心、例えるならば、一段、階段を登っても、更にもう一段、登ろうとする気持ち、大事にしたい。
 豚味噌定食が来た。野菜も付いている。これで、500円掛からないのは安い。マヨネーズを野菜にかけ、野菜を食べてみた。うまい!マヨネーズって野菜の味を引き立たせるんだなと、強く思った。そう、マヨネーズあっての野菜であり、野菜あってのマヨネーズなのだと。そして、味噌味のきいた豚肉がとても甘辛く、美味しかった。
 あっという間に、豚肉が無くなった。なので、皿に残っている味噌をつつき、味噌の甘さを楽しんだ。
 味噌汁を飲んだ、温かい。白味噌なのか、汁の色が白っぽかった。ワカメが味噌の味にアクセントを加えより味がうまく感じられた。味噌汁を飲み終え、会計を済ませて店を後にした。
 美味しかった。どれも。また味覚を楽しませてくれよ。そう思い駅へ足を向けた。 
                       
2007年01月31日
ある男の物語その1

 その男の名前はケンといった。ケンにはユウコという彼女がいた。しかし、今日に限ってユウコは電話に出ない。いくら電話してもつながらないのだ。
 ユウコという心のより所を無くし、ケンはノイローゼになったかのごとく、何回もユウコに電話するが、彼女はいっこうに電話に出ない。
 ケンは、絵を描くのが好きで、良くユウコをモデルにして、ユウコの絵を描いていた。しかし、今日に限っては、ユウコがいない。電話に出ないのだ。苦しい。悲しい。ユウコに会って、絵を描きたい。心のより所を無くし、あまりの苦しさにケンは、自殺も考えた。しかし、踏みとどまって原因を探る事にした。あの時のあの一言がいけなかったのだろうか?それとも、ユウコに何かあったのだろうか?
 ケンは激情家だ。イライラは募り、筆を2本ヘシ折り、下書き用の紙をビリビリに破き、叫び声を上げた。
 窓の外では子ども達が遊んで笑っているのに、自分はどうだろうか。ケンは惨めな気持ちになり、絶望的な気分になった。
                         
2007年01月29日
ラーメン屋日記

ある日の昼間に、道を何気なく歩いていた。すると、いつも気付かなかった所に、ラーメン屋を見つけた。早速、その店に近づきノレンをくぐった。
 「いらっしゃいませ!」元気の良い声が僕を迎えてくれた。意外なことに、店に入って気付いたのだが、そのラーメン屋は食券制であった。
 早速、食券機を観た。色々なラーメンの中で、なぜか「ねぎラーメン」に眼が行った。750円。微妙な値段だった。ねぎが体に良いという話を昔、聞いたことがあるのを思い出した。よって、「よし、ここは奮発して、ねぎラーメンを買うぞ」と思い、お金を入れ、食券機のねぎラーメンのボタンを押した。食券が出てきた。なんと、スープの濃さまで選べるという食券だった。食券制のラーメン屋で、スープの濃さを選べる店は、ここが初めてだった。
 数分して、ラーメンが出てきた。白くて、長くて、細い野菜がラーメンの上にたくさん乗っかっていた。そして、ノリも3枚ついてきた。スープは茶色で、醤油とんこつかと思われる。ラーメンの上に乗っかっていた野菜は、「ねぎ」だった。適度に口の中を「ねぎ」は、刺激する。そして、焼き豚、とろりとしていて美味しい。麺は弾力がある。
 隣に座った人はノリを8枚ぐらいと小ライスをつけて、食べていた。周りを見渡すと男の客しかいない事に気付いた。でも、何も思わなかった。
 ラーメンを食べ終わり、会計を済ませようとしたが、食券制だったのを思い出した。店を出る時に「ごちそう様でした」と言って、店を後にした。
                        
2007年01月27日
日吉日記

日吉は東横線の沿線で、急行が止まる駅だ。よく私は、友人と日吉でお茶をする。東には慶応大学、慶応高校、西には食べ物屋や本屋などの学生向けの商店街がある。かつて、私もこの日吉の商店街を利用した。それは、かつて日吉が学校の最寄り駅だったからである。
 よく行くのが、駅を東に出て、イチョウの並木道を渡ったところにある慶応大学の陸上グラウンドだ。でも、いつも陸上グラウンドには入らず、グランドの周りの緑道を散歩する。滑らかな傾斜になっていて、芝生もあるので座ってくつろぐ事も出来る。そして、グラウンドを一望できる為、グラウンドで活動している学生達の様子も観る事ができる。よくグラウンドを使っているのは、陸上部らしき学生であり、よくトラックを走っている。時々、陸上部でない学生がグラウンドを使っている時もある。日が出ている時は、芝生もあ見晴らしも良く、最高の憩いの場所になる。
 駅前の建物にはCD屋さんや本屋さんがある。CD屋さんも、本屋さんも結構大きく、スペースを存分にとっている。CD屋さんで欲しいCDを探したが、見付からなかった。倖田○未さんの特集コーナなら見付けることは出来たが…。
 友達と最後に入ったのが、西の商店街の喫茶店である。ウインナーコーヒーを少し高かったが、頼んだ。ウエイターは、珍しい男性のウエイターであった。友達はコーヒーゼリーを頼んでいた。色々な事を話し会話が弾んだ。ふと、こんな日も必要だなと思った。
 コーヒーを飲み終わり、会計を済ませ店を後にした。そして、駅で友達と別れた。
               
2007年01月17日
ひさびさ渋谷日記

 電車が多摩川を渡り、東京側に入ると少し気持ちが引き締まる。なぜなら、東京は日本の首都だけあって、何か他の県とは空気が違うからだ。ある本に書いてあったが、東京は、一番住みにくい所だそうだが、何かをするには、一番やりがいのある所でもあると。
 久し振りにその東京の渋谷に行ってきた。渋谷の駅構内の中に、生ジュースの店がある。それは、見るからに健康に良さそうである。私はパインジュースを買った。パイナッツプルを
ミキサーで溶いたものである。ゴクゴクと飲むと口の中に、パインの甘さが広がった。「ああ、うまい」と心から思った。
 駅構内を出て、歩道を歩き、○クドナルドにも入った。最近は百円で買える商品が多い。そこで、百円のお茶を頼んでゴクゴク飲んだ。
 薬局にも入った。レジで、スタミナドリンクをゴクゴク飲んでいる人がいた。その人は飲み終えると、会計を済ませて、足早にスタスタと店を出て行った。店にはシャンプーや化粧品なども売っていた。
 帰り道、信号がない車道を渡ろうとしたら、車がすごい勢いで迫ってきた。びっくりして、身を引いた。やはり、信号機がある所を渡るべきだった。
 帰り道、地下鉄の入り口があったので、入った。そして、急行に飛び乗った。今日の夕飯は何だろうかと思いながら、家に帰った。渋谷、久し振りだったが、楽しかった。                                  


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